やあ。近藤だよ。
1個前のエントリのコスメについて語りたいだけのエントリにブコメありがとうございました。
ゲランはいい!(EDPを買い足す事にしたぞ!)
目元のシワ・タルミは美容皮膚科でヒアルロン酸注射すると消えるぞ!
私からは以上です。
さて。
ふと「バッタを倒しにアフリカへ」がとても面白かったのに感想文を書いてないな、と思ったので、ぜひともみんなに読んでほしいと思うので紹介します。
「バッタを倒しにアフリカへ」
著者は前野ウルド浩太郎さん。
私は最初、「え?外国人とのハーフ?」と思ったのだけれど、「ウルド」は前野さんがお世話になった研究所のババ所長から授かった名前。
タイトルにある「バッタ」はサバクトビバッタという嵐のような大群でやってきて砂漠にチョボチョボ生えている草を食い尽くすだけでは飽き足らず、農作物にも大被害を与えてしまう、大変迷惑なバッタのこと。
前野さんはサバクトビバッタの生態を研究すべく、アフリカの北西部にあるモーリタニアという国に乗り込んでいく。
日本政府やどこかの大学の資金援助が継続的に得られたわけでもなく、ポスドクという立場で単身アフリカに乗り込むのだけど、まず一発目にモーリタニアの空港でお酒を一切合切没収されたり(賄賂が必要だった)、現地で雇った助手にわりと高額すぎる報酬を自費で支払うことになったりワチャクチャしている。
無収入で研究出来なくなるかもピンチ、とか京都大学の研究者支援制度(ざっくりな説明やな…)に合格出来たぞやったー!とか、読んでるこちらもハラハラしたりやったー!と思ったりする。
真面目一辺倒な内容じゃなくユーモアたっぷりに、サハラ砂漠で生息するバッタを中心とした野生生物(主にゴミタマムシ)の事や現地の人との交流が書いてあって、とても興味深かった。
あと、紙の本の紙質が良かったです、なめらかで厚くて。
文章はとっても読みやすい。冷静に面白おかしい事を書いてある。
ちょっと中身がどんなもんか見てみたいな…という人は前野さんのブログをぜひ。
うっかりとめんたいこをシートベルトにこぼしてしまったので拭こうとしてシートベルトを外したら、
めんたいこ付きのベルトがスルスルと収納部位に戻っていきました。
ブログから引用
こんな感じの文章です。
- 作者: U-zhaan
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2010/07/17
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
「ムンバイなう。」と「ムンバイなう。2」
著者は日本屈指のタブラ奏者U-zhaan(ユザーン)さん。
タブラとはインドの太鼓の事で、U-zhaanさんはその太鼓をいくつも駆使してメロディを奏でたりします。なんかとにかくすごい。
2016年にはブラタモリという番組に出演、いつも奥の端っこの席に座って、フワフワアフロヘアのもっちりした風体に涼やかな声で冷静に色んな人にツッコミを入れていくあの人です。
あとは無印良品のCMに出ていたり、あまちゃんで不穏な音を奏でていたり、たまにホルンを吹いたりしています。
U-zhaanさんは毎年、インドのコルカタ(カルカッタ)とムンバイに居るタブラの師匠のところに修行の旅にいくのだけど、その時のてんやわんやなツイートと、巻末にはU-zhaanさんやインドにゆかりのある人との対談が掲載されています。
つまりこのTwitterのまとめの本に、インドの風景や人々の写真がくっついている本です。フルカラー。
U-zhaanさんがツイートするときは、だいたいU-zhaanさんがひどい目にあっているときなので、本の中でもだいたいひどい目にあっています。
そのひどい目にあっている本人が「あーあ」と半ば諦めのような気持ちを混ぜて吐露している感じがなんとも言えず良いです。
あっという間に読み終わるけど、読み終わったあとは笑顔になること間違いなし。
「あ~、私インドに生まれて無くてよかったー!」と思います。
Twitterのまとめなので、U-zhaanさんがインドに修行にいく期間(毎年1月とか2月とか、冬に行ってらっしゃる)のTwitterを見ればいいじゃん、って話になるかもしれませんが、そうじゃないんだ!本でゆるーく読むからいいんだ!
こちらは動画版のカルカッタなう。
現在4巻まで発売中。
「ふんわりジャンプ」で連載されていた、絵が男前すぎる育児マンガ。
お母さんで著者のヤマモト喜怒さんとその娘さん、ダンナさん、猫のゴメス(でかい)が……(アッ、4巻発売してるジャーン…DLしよっと…オハナチャン!!!オハナチャン!!!!ババ!!バイバ!!!!バーバリアン!!!!…アッ、ヤマモトさんともひ夫(ダンナ)さんの馴れ初め話ダァァ…)……というようなマンガです。
オススメです。
ここでちょっぴり試し読みが出来るよ!
GWに予定のないみんなはぜひ読んで見てね!
なにか面白い本があったらブコメなどで教えて貰えると嬉しいよ。
ほんならねー。