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↓今更すぎる★の個数レベル↓
★…ふつう
★★…わりとすき
★★★…すき
★★★★…だいすき
★★★★★…何回も見るレベル
原作は漫画?らしい。過去に戻れる漫画家の話。かつて自分が遭遇した連続殺人事件を解決しないとちゃんとした時間が過ごせない、みたいなやつ。
話が最初の30分くらいまでよくわからなくて(あんまり面白そうじゃないな、と思ってしまってながら見してた)、開始1時間くらいまではダラダラ見てた。なんていうか、緩急があんまり無くて、ながら見してたから登場人物の関係とかがわかんなくなって、でも巻き戻してみるのは苦痛、と思う程度の映画だったのでWikipedia見たらネタバレを食らった。見てはいけないね、Wikipedia。
連続殺人事件の犯人とされている人で、主人公(藤原竜也)のその後の人格形成に大きな影響を与えたユウキさんという人はどうなったのかだけが気になる。
あと雑な特殊メイクによって及川光博が雑な老人になってたのが良かった。びっくりした、雑すぎて。映画だよね?
暗殺教室〜卒業編〜(2016/ 羽住英一郎)
暗殺教室の二作目、というか完結編。
前作の最後では殺せんせーがE組によって捉えられて爆破されようとしたけど大丈夫でしたーっていうオチで、今回は卒業までの1年間の話。
ニノ(殺せんせー)がどうやって殺せんせーになったのか、とかいうところで、研究所で捕らえられてるんだけど中途半端に触手さんで指とかニョキニョキしててやばかった。
手の指とか足とか髪の毛とか末端がニョキニョキしてるってことは、男性器もニョキニョキするのかなーとか思ったら、エロ漫画シチュすぎて、なんならそういう同人誌がもう山ほど出てるんじゃないかなーとか思った(映画の感想じゃないね)。
それにしても菅田将暉くんは凄いなぁ。
好き度:★★★
ピンクとグレー(2016/行定勲)
NEWSの加藤シゲアキ原作の小説を映画化したもの。
途中まで夏帆さんを平岩紙さん(平岩 紙 PROFILE | 大人計画 OFFICIAL WEBSITE
)だと思いこんでいた。ファブリーズ。
菅田将暉くんは凄いな(またか)。
話は幼馴染のリバちゃん(主人公だと思う)、ごっち、サリー(夏帆さん)の小学生時代から大人になるまで、で、ごっちが売れっ子芸能人だったのに自殺するところから始まる。
途中で「あらー入れ子構造」ってなって「へぇー」ってなって最終的に「菅田将暉は凄いな!」と「本物のごっち、やべえな!」ってなる(前評判とか見てなかったけど、開始62分で大仕掛けがある!っていうのは知られている情報らしい)。
ところで、なんでごっちが死んだ部屋の鍵が開いてるのさ。出入り自由なの?
好き度:★★★
そういえば終盤にブラックライトで光る乳首が出てくるのでそこだけ残念でした。乳首光ってる、と思ってちょっと笑ってしまって。
家族はつらいよ(2016/山田洋次)
横浜に住む3世帯同居の家族の話。平和だった橋爪功と吉行和子夫妻、なぜか和子が誕生日に「離婚したい」と言い出して…ってかんじ。
最終的には色々ありつつ丸く収まるよ。
家族モノの映画は後味良くないのばっかり見ちゃってたから、これは丸く収まって良かったです。なんとなく三谷幸喜っぽかったな。
好き度:★★
転校生(1982/大林 宣彦)
ラベンダーの香りでどうのこうのするヤツ、かと思ったら、尾道三部作の別の映画でした(ラベンダーのは時をかける少女だ)。
趣味は8ミリビデオの撮影な斎藤一夫と転校してきた幼馴染の斉藤一美の体が入れ替わる話。はじめて見たんだけど、尾道っていいところだねー。海も山もある。
びっくりしたのが小林聡美が普通に乳首出してたこと。あれ、いいの、乳首出していいの、16歳くらいだよね?とか思った。
あと体が尾美としのり、中身が小林聡美バージョンの一美のほうが可愛かったこと。
好き度:★★
牝猫たちの夜(1972/田中 登)
日活ロマンポルノの初期作品(でいいのかな)。
前にロマンポルノを見た時は「ほうほう、なるほどねー」って感じだったけど、この映画は舞台が新宿ということもあってとても楽しめた。
新宿西口の京王と小田急が約半世紀前にはもうすでにあったのにちょっと感動した。富士銀行とか大塚商会のビルとかジャノメミシンの看板とかスバルの看板とかちょっと前(10年くらい前?)までは普通にあった気がする。
トルコ風呂で働く女性3人の話が軸になってて、その中で主軸になるのがおまさと本田と誠の話。トルコで泡サービスしてるとき画面全体にモザイクがかかって「なんでだよお!」ってなった。70年代の男性と同じ気持ちだったと思う。薄目にしてなんとか見えないか、ってやってみたり。後期ロマンポルノは花瓶とかマグカップとか時計とかで結合部位を隠してるけど、前期ロマンポルノって全体的にぼかしをかけるのが主流だったのかしら?ちゃんと花瓶で隠す的な演出もありましたよ。
気に入りました:★★★★
大奥 劇場版(2006/林 徹)
ドラマの大奥の劇場版?でいいのかな。
仲間由紀恵と井川遥のやつでした。絵島生島事件という本当にあった事件を元にしていたらしいので、Wikiで調べたら、本当の事件のほうは内容が全然酷かった。役者の生島は死罪じゃなかったっぽいけど。
及川光博の何か企んでる感のある顔がたまならなかった。岸谷五朗と及川光博、逆じゃね?とか思ったり思わなかったり。だって及川光博のほうが絶対悪人面だもん。岸谷五朗に友情出演って出てたけど、同じ年のフジのドラマで主演張ってるからその絡みですかね?衣装が1億円らしい。凄いなー。確かに衣装すごかった。
嫌いじゃないけど好きでもない映画。つまらなくないし(むしろ面白いと思う)、でもなんか好きになれなかった。なんでだろ…?仲間由紀恵の演技もとても良かったのになぁ。多分西島秀俊が好きじゃないんだと思う。
好き度:★
ピースオブケイク(2015/田口トモロヲ)
少女漫画の映画化、まさか田口トモロヲが監督だとは。最初キャスティングに違和感を覚えた。主人公の志乃は多部未華子じゃなくてもっと目が大きい女の子だと思うし、あかりは病的な感じの大人っぽい美少女でヒゲ店は綾野剛じゃねーだろ…って。劇団の千葉さんとかもっとデブがよかった。原作厨だなーと思う。綾野剛に慣れたのが終盤のクワズイモ畑のシーン。そこでようやくヒゲ店だー…と。多部未華子は最後までなれなかったな。脇役(菅田将暉とか松坂桃李とか)が良かっただけに主役級の人たちがことごとくキャスティングミスと思ってしまった。話はいい感じに省略されてたから良かった。個人的にブラジル人蕎麦屋が出てきてほしかった。
好き度:★★★
娚の一生(2014/唐木隆一)
誰目線だよ、タイトル!と思った。序盤で死んじゃう染色家のおばあちゃんの甥の話か、それとも主役(榮倉奈々)の弟の話かと思ったら、染色家のばあちゃんの友達の目線か、と思ったら、甥と間違えてた。
豊川悦司のスーツに萌えるだけの映画(言い過ぎ)。
へーぇ、ってなって終わる。面白いよ!面白いけど、へーぇ、つって終わった。
向井理がわりとクソの役で出てくるからトヨエツに成敗されてスッ…ってした。いつも男はアホなことしか考えてないな。養育費とかさー、あるじゃん。ねぇ。
好き度:★★★★
殿、利息でござる(2016/中村 義洋)
仙台の小さい藩が財政難で困って、藩にお金を貸して利子でどうにかしようとする話、が軸なんだけど、酒屋かつ高利貸しの浅野屋兄弟(兄は養子に出された)と父の話でもある、ような気がする。
個人的な最大の見どころは両替屋の西村雅彦。この人、なんでこんなにヅラとか着物が似合うんだろう…。超高速参勤交代とか武士の家計簿とかでもやたらと似合ってたんだよね、ヅラ…。おでこが広いからかな。
そんで、小賢しいっていうかズルいっていうか、ちょっと卑怯っていうか長いものに巻かれるタイプの人間の役がピカイチだと思う。
あ、映画を見終わってから気がついたんだけど主役は阿部サダヲです。瑛太(茶師)とか妻夫木聡(浅野屋・弟)が主役かと思ってた。妻夫木聡、途中まですっごいイヤなやつっぽかったのにさ、最後ヤバイくらいいい人だから。聡マジ聡。
好き度:★★★★★
H/K 変態仮面(2013/福田 雄一)
公開当時「なぜ実写化したんだ…」と思った映画ナンバーワン。
鈴木亮平演ずる色丞狂介の完成度が高すぎて笑った。脱いだらいい体過ぎてそこも笑った。鈴木亮平の突き抜けた感じと役作りに対するストイックさに非常に好感を持ちました。
ヒロインの愛子ちゃん、今話題の清水富美加さん。西原理◯子と似ている、という何かを見かけて西原◯恵子にしか見えなかった。可愛いと思えなくなってしまって残念。
誰だ、西原理恵◯に似てるとか言ったの!
あと悪役(真面目仮面・大金玉男)が残念すぎる…。全然面白くも怖くもなんともない…おじさん俳優でももっとしっくり来る人は居たんじゃないだろうか、ってものすごく残念に思う。
勇者ヨシヒコの監督だから、しがらみとかこの二人が好きだったとか使いやすいとか頼みやすいとか色々理由はあったんだろうけど、木南晴夏が出てる時点で「鈴木亮平使って映画を作る必要はなかったんじゃないか」とすら思った。もう山田孝之に変態仮面やらせればよかったじゃん…(もしくは大金玉男を山田孝之で良かったじゃん…)。鈴木亮平が良すぎただけに残念。神木隆之介と菅田将暉のコンビでよかったじゃん…。全員主役級。やばい。見たい。なにその変態仮面…!
ヤスケンさんは通常通りで良かったです。ていうか、ヤスケンさん、何をやってもヤスケンさん。TEAM NACSで家康をやったときと同じなんだもの。老人性のシミをメイクで作ってたところが良かった。はっ…あれってメイクじゃなくてまさか…!
非常に惜しい度:★★★★★★★★★★★★★★★
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