追記する、って言いながら何一つ追記していなかったよ。
こんにちは!近藤です!
鼻はドライノーズ!(ダメジャン!)
さて。去年満を持して(?)副鼻腔炎の手術をしました。
今日はこの手術してきたよ日記の前後のことを書こうと思うよ。
このブログに副鼻腔炎で調べて来る人が多いみたい。みんな悩んでるんだねー。
ところで、まさか自分が難病指定されてるやーつ(好酸球性副鼻腔炎 指定難病306)に羅漢してたとはねー。
日々再発に怯えながら朝晩の鼻うがいをかかしておりません。
たまに欠かす。
たまに欠かすと鼻くそがめっちゃできてるし鼻の中がめっちゃ乾く。
遠征とか旅行に行ってもホテルとか駅のトイレで鼻うがいしてるから偉いなぁ、と自分を褒める日々だよ。
うがわないと気持ち悪いからやってるだけだけど。
手術したーって軽く書いたけど、実際は手術に入るまでめちゃくちゃ大変でした。
何が?って通院が。
大学病院を受診するまでの流れとしては、
4月くらいに会社の近所で工事があって、そこから鼻が超詰まる
→呼吸出来なくって超イライラする
→医療費高いからあんまり病院行きたくないけど仕方ねぇズラ…。
→耐えきれなくなってかかりつけ医にGO
→その足で大学病院へGO
です。
簡単に書きすぎた。
近所の耳鼻科(風邪を引いたりするとここに行くのでかかりつけ医ってことでいいのかな?)に行って初めて診察を受けたのが5年くらい前。その時は「咳が止まらなくて眠れなくて死ぬ!」だった。
その後、風邪を引いたりして何回か診察を受けてる中で「鼻茸がありますよね?」って念の為にきいてみたら「ある」って回答だったけど、その時は手術で取るレベルじゃない、と言われてた。
鼻の閉塞感はずーっとあったのだけど。
前述の通り、去年の4月に鼻の具合がすこぶる悪くなって「鼻茸のせいに違いないからこらもう手術して取っ払って貰おう!」って軽い気持ちで受診したら「鼻茸が超成長している」って言われた。
その頃にはすっかり「自分は鼻茸とかいう何かがある」っていうのは知ってた状態でね。
で、「私はたぶん好酸球性副鼻腔炎(治らないやーつ)っていうやつなのではないか」ともうすうす感じていた状態。
インターネットって凄いね。鼻茸の恐ろしい画像がたくさんあったよ…。
そんな恐ろしい鼻茸野郎が私の体を蝕んでるとか許せぬ!と思ったので「手術する!」って力強くかかりつけ医に宣言した。
なんなら、手術で取るレベルじゃないって言われてた頃からすでに取る気満々だった。
その頃はまだ日帰りでパパッと手術出来る、と思ってたからさ。
大学病院の紹介状を書くから時間を見つけて受診してきてください、って言われてね。
かかりつけ医の診察開始時間が朝9時なのだけど、張り切って7時半くらいにウェイティングリストに名前を書き込むくらい困っていたからね。
かかりつけ医の診察が終わって10時くらいに電車に飛び乗って何駅か先の大学病院で受診したよ。
その時は何をされたんだっけなぁ…。
ファイバースコープカメラでめっちゃ写真を撮られた気がする。
鼻に入れる麻酔も2種類くらいあってね。にげぇんだ、あれがまた。
で、自分の鼻の中をチラ見(見せてくれなかったけど気合でモニターをチラ見)して「ピンクの濡れた粘膜がちょっとエロい」とか思った。
鼻毛生えてたけど。
あと右の穴はファイバースコープがスルーって入るんだけど、左の穴はめちゃくちゃ痛いの。
なんやら大学病院の先生が言うには鼻の中の軟骨が曲がってるらしい。
こわ!
で、その後の診察で写真を見せられて「白いの全部ポリープ」って言われて、そこで「手術は日帰りで出来ますか?」って聞いたら、入院になる、って言われたから腹を決めたよ。
「ブログのネタにしよ」
と思って。
人生初入院!
初手術!
初手術はうそ!外科手術を昔受けた!
初全身麻酔!
わくわくする!
手術の日取りはすんなり決まったわけじゃなくて、手術室が空いてる日ってことでだいぶ先の9月になった。
受診したのが4月で手術が9月だから待たされたね。
その間ずーっと鼻が詰まっててとてもイライラしてた。集中力なくなるし。口呼吸で唇ガサガサになるし。
9月の入院までには定期検診みたいなのを月1ペースで受けてた。
2回目の受診のときにMRIとかレントゲンとかを受けた。
ピアスとかめちゃくちゃしてたから、装着が面倒くさかった。
診察では主に鼻の穴の中をじっくり観察されて薬をもらうだけだけど、大学病院にいちいち行くのが面倒だったしすごい勢いでお金が吹っ飛んでいくのが最悪だったよ。
大学病院マジ卍って思ったもん。
MRIの結果を見て、鼻の骨めっちゃ曲がってる、って言われて軟骨も削ることになった。
自分が思ってたよりも大掛かりな手術だなーって思った。
でも、インターネッツの広い海に広がる「副鼻腔炎手術の先輩たち」のブログをめっちゃ読んでたから、自分の中では「こんな流れで手術して術後の診察を受ける」っていうのがすっかり出来上がってたから、想像通りだったり想像以外のことで物事が進んでいくのが面白かった。
いよいよ入院でゴワス!の直前(8月の末くらいだったと思う)に検査山盛りセットがあった。
採血・検尿・心肺機能だったかな。
採血は献血大好きマンだから針をガン見したり、言われてないのに血管を浮き出させるやつをスタンバイしてみたりした。
検尿では「しっこ出ない」ってなった。
出なかった…。
心肺機能の検査は人気がない病棟(薄暗い)で受けたから何気に怖かった。
心肺機能の検査は、トイレットペーパーの芯みたいなのを咥えて呼吸してるだけなのに女医さんに「はい、上手ですよー!」って褒められたりして、3800ccくらいの肺活量を披露した。
あと注意事項みたいなのも説明された。
「全身麻酔で最悪死ぬけど、そんな無いから安心して!」
っていうビデオも見た。
安心して、って言われると急に心配になってきて、その時がたぶん一番ドキドキしてたと思う。
最悪、死ぬんなら…って遺書を書いたり、お葬式の相場を調べたり(貯金でまかなえるかな?とか思って)、資産リストを作ったり自分の機材(ベース)の譲り先を決めたり、いきなり送りつけられても困るかな?と思って
「もし死んだら機材送るから使ってね…」って言ったり、お世話になった人に「もし死んだら笑って…」って言ったり不吉マンだった。
ちなみに機材を送ろうとした人は「おー!わかったー!」ってめっちゃ明るかったので救われた。
あと妹に同意書にサインしてもらったりしたな。私が死んだらノートの在り処を教えたり。
病院ではなんかよくわかんないいろいろな書類にサインをした。
すまぬ、真面目に読んでなかった。
たぶん「最悪死んだらごめんねこ」みたいなことだと思う。
で、最後に入院予約係みたいな所に行って、入院の予約をした。
ここで衝撃の事実として「6人部屋が空いてなかったら、追加料金がかかる4人部屋に勝手になる」っていうことだった。さらに4人部屋も空いてなかったら、さらにさらに追加料金がかかる2人部屋になる、とも言われた…。
入院する病棟も手術に合わせて空けておいてほしい…と思ったよ。
で、入院して手術して退院、は前のエントリに詳しいのでそっちを読んで頂くとして。
退院後、2週~1ヶ月に1回のペースで通院しなきゃいけなくて面倒臭い。
初回は病理検査の結果が出てないっていうので、保険申請に必要な書類が揃わなかった。
2回目の通院でもまだ揃ってなかった。
3回目に入る前に郵送されてきたんだったと思う。確か。
薬代とかなんだかんだで毎回6000円くらいかかってて泣きたかった。そんなんが毎月。
大学病院じゃなくて、執刀医が別にやってる近くの病院に行くように言われたけど、土日やってなくって不便。
つまり、平日、仕事を早退して行かなきゃいけない、っていう。
1回予約取ってた時間指定で行った時に1時間ちょっと待たされて、「うわー」って思ったあと、次の予約日時に私がいけなくなって、それっきり行ってない。
てへへ。
退院後に真面目に通院してたときは毎日薬を飲んで、病院に行ったらネブライザー(きらい)っていうのをやってた。
経過観察は毎回「問題ないですね」「経過良好ですね」しか言われなかったし、「においはどうですか」って聞かれるだけ。
「そんなことよかドライノーズが気になる!」っていう訴えは却下された。
あと点鼻薬をめっちゃ貰ったんだけど、まだ使い切ってないっつうのにさらにお土産を持たされたりして、それもまた、なんか…。
そんな感じ!
手術した人はちゃんと事後経過まできっちり見て貰おうね!
私は執刀医に不信感を覚えたから行かなくなったよ(根本治療とかを聞いたら「毎日鼻うがいするしか」って言われた)。
あと取ったポリープめっちゃ見たい、削った骨ほしい、って伝えたのに見せて貰えなかった。抜いた親知らずはもらえるのに!なんでよ!
ほんならねー。