今さらリングを見たぞう!
やぁ!
たまにやる映画にツッコミを入れながら見ていくやつだよ。今回は1998年公開 リングを見たよ。
そのあとらせんも見てるからついでに2本ともつっこんでくぞー!
いざ書いてみたららせんがあんまり面白くなかったから映画版の正史のリング2も見たぞう!
最終的にはいろんな情報を仕入れた上で貞子vs伽耶子を楽しく見たい。
リング見たことない人には「何…」ってなると思うから、みんなリングシリーズ見てきて!
リングのあらすじ
千里眼的なものを持ってる山村静子の娘、貞子が悲惨な死に方をした恨みを見ず知らずの人にビデオテープという媒体を使って拡散していく映画。ビデオの存在は中高生を中心に見たら1週間で死ぬビデオとして噂になってる。
そのビデオを見て呪われた親子(主に離婚済みの夫婦)が何とか助かろうとして奮闘する。
ちなみに貞子は現在YouTuberとしても活躍しているぞう!
呪いの所有と拡散について
まず貞子の呪いを受けるためには、貞子の恨みつらみが念写されたビデオテープを見る必要があるのだけど、ステップとしては以下の3ステップで呪いが完了するっぽい。
1→ビデオを最初から最後まで見ます
2→電話がかかってきます
3→電話に出ます
呪いを所有すると、1週間で死にます。
こわ!
ステップ1のビデオはオリジナルビデオの場合のみ2に進むっぽい。
呪いのビデオテープはダビングが可能で、ダビングしたビデオを見た人は、オリジナルビデオを見たときに発生した呪いの所有権が移るので2と3のステップは不要な模様。
なんだかわからんけど、3ウェイハンドシェイク方式を取ってるので貞子はちゃんと通信できる相手に呪いを配布していることが分かりました。
ただ、そのあとの所有権の移動は結構グダグダなところがあって、所有権の移動が繰り返されたときにどうやって確認してるのかが不思議に思った。
ブロックチェーンかな?
あと何回もビデオを見た場合、二重に所有権は持てないみたい。
それと、オリジナルビデオを複数人で見た場合ステップ1は複数人対応可能だけど、2と3は電話機がスピーカー対応してないときにたまたま電話に出た人を通してその場にいる人で1のフラグが立ってる人全員の所有権確認が終わるのが、セキュリティ的にどうなのかなー?って思った。
井戸荒らしの道具について
映画の終盤で、貞子の終の住処(で、現在は自宅扱い)の井戸の水を呪いの所有権を持ってる夫婦が荒らす(語弊あり)シーンがあるのだけど、そこが1番「はて?」ってなったとこ。
貞子の井戸は伊豆(南伊豆?)にあって、現在は上に建物が建ってしまってるのだけど、その井戸の水をバケツで汲み出そうとしてる。
バケツて。
ロープ付きのバケツ2個。たぶん18リットルくらいの。
井戸荒らしの夫婦はもともとバケツを用意してたので、井戸には水がある、と仮定して行動してるのはとても良かったんだけど、どの程度水が残ってるか分からないのにバケツ2個で挑もうとする姿勢がやだった。
失敗したら死ぬのに。
井戸の所在は伊豆なので、時間がなくても建機レンタルで汚泥ポンプと発電機を借りるべきだった。
そしたらあんなに疲れなくて済んだし、汚泥ポンプなら細かい砂利とか粉砕しながら凄い勢いで水を汲み出せるから腕パンパンにならなくて済んだ。
なんでバケツ用意しちゃったんだろう、しかもロープ付きの。
おそらくホームセンターで購入したんだろうけど(新品に見えたし)、大きいホームセンターならツルミの汚泥ポンプが売ってるはずなので、小型の発電機と合わせて購入しても10万もいかないはず。
買え。
電源の供給
ラストで父親の方が死ぬのだけど、貞子は電源が供給されているテレビから出てくるので、コンセントを抜け!と思った。
テレビの電源がつく→貞子が井戸から這い出てくる→こちらに向かって近づいてくる→画面から出るの時間がかなりあるので、リモコンで画面を消す、それでダメならコンセントを抜いてテレビへの電気の供給を止める、とかしてみてほしかった。
のちの人のために。
全体の感想
あんまり怖くなくて良かった。
グロくもないので見やすい。
念写ビデオに出てくる布被ったおっさん(たぶん)が、セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさんに出てくるマサルの母みたいだった。
なんで布被ってんだろう?
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1998年公開 らせん
らせんのあらすじ
リングで呪いによって死んだ元夫(高山)を解剖することになった解剖医が、残された手がかりから呪いとはなんなのかを探る話。
呪いってウイルスなんだよ!って話だった。
原作版の正史
DNA PRESENT
前作で急にテレビから出てきた貞子に右往左往して死んでいった高山(元夫)の胃から出てきた暗号。
なんでそんなもんを食べてたのか謎。
しかも暗号になってる。
リングでとても右往左往して慌てながら電話かけてたので、いつどのタイミングでその紙食った?って不思議な気持ちに。
あと胃液で紙と暗号の文字が全然溶けてなかったので、紙は中性紙だったのかな。
なんにせよ、手元に中性紙がすぐあって良かったね。
貞子ギャルい
らせんでは、高山の彼女の舞(離婚してるので問題無し)が活躍するけど、なんだかんだあって舞の体を通じてこの世に生まれた貞子がわりとギャルっぽい喋り方してる。
昭和の女で島育ち(大島育ちらしい)の貞子はそんな喋り方しない!と勝手に憤慨してた。
わたしは何サイドで映画を見てるんだろう。
ウイルスの変異
何かのタイミングで呪いウイルスが、貞子についての記述だか呪いのステップについて書かれた文書だかを読むだけで呪われる感染力が爆上がりして帰ってきた!
こわ。
呪いオミクロン株。
ごめん、この辺で寝落ちした。全ては低気圧のせい。
すっきりしない結末
なんだかんだあって、呪いウイルスは高山の手によって改変・拡散力マシマシになってたっぽいことがわかった。
高山は自分の遺伝子をこの世界に残したくない(ただし子供がいる)、貞子はこの世界の人間を滅ぼしたいまたは自分の恨みをいろんな人に分かってほしい、の利害関係が一致した、のかな?
なんかよく分からん。
最後のほう、貞子が中味の舞と高山が出てくるのだけど、2人のリップの色がなかなかいい色なので欲しい。画面に全体的に青っぽいフィルターかかってるから、本当はもっと赤いのかもしれない。
舞が解剖医に軽くキスするシーンでリップが色移りしてなかったので、98年頃にあったその色のリップのメーカーがどこなのか教えて欲しい。
全体の感想
SF感が強くて怖くない。
話が微妙に分かりにくい気がして、スッキリしない。
貞子がめっちゃ美人なので、リングのときにあんなおもしろ体操みたいな動きしながら井戸から出てきたのが勿体無い。
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リング2 1999年公開
リング2のあらすじ
リングで奮闘してた離婚済み夫婦(浅川と高山、やっと名前覚えた)の、高山(夫)の彼女が奮闘する話。
彼氏の不審死の謎を解きたい。
呪いのとばっちり
リングで浅川(妻)の姪のともちゃんが呪いの犠牲者になったから、夫婦が奮闘することになるのだけど、ともちゃんが呪いステップのラスト、1週間後に貞子がテレビから出てきたときにたまたま一緒にいた友達の倉橋さん(呪いステップは踏んでない)が割と活躍する。
倉橋さんはかわいそうなことに精神に異常をきたして入院している。
呪いのとばっちりがひどい。
倉橋さんはテレビから出てきた貞子を見てるので、テレビを異常に怖がってる。
舞が入院中の倉橋さんを訪ねるシーンで、倉橋さんがテレビの前を通ると、貞子の映像がテレビに映って、たまたまそこにいた他の人たちが一気に呪いにかかる。
倉橋さんもちゃっかり、中途半端に呪われてるらしい。
呪いのとばっちりがエグい。
貞子、脳筋の可能性
舞が呪いについて調べているときに、貞子の姿を幻覚で見るんだけど、壁から結構な角度でひょっこりしてる貞子とか、恐らく腕の力のみでベランダにぶら下がる貞子とか、腕力がすごい。
垂直の井戸から腕力で這い上がるだけのことはあるぜ…
呪いはエネルギー
うっかりリングでともちゃんの姿をした貞子らしきものに唆されて呪いステップを踏んだ浅川と高山の一人息子の陽一くん。
警察官から逃げるところで追いかけてきた警察を陽一くんが睨みつけると、警察官が吹っ飛ぶ。
すごい力を持っちゃってるじゃん…
ここら辺の劇伴が今作は川井憲次さんなのでは?!と思う(調べたらそうだった)。
川井憲次さんの曲はものすごく分かりやすいなぁ、盛り上がってるのはここですよ!っていうのがすごく分かる。
海洋汚染はおやめください
貞子の父とされる井熊博士が海に新品の棺桶ならびに井戸から発掘された貞子の骨を海に還す。
還すって書けば聞こえはいいけど、不法投棄なのでやめてほしい。
海を綺麗に!
水質汚染もおやめください
貞子の呪いをエネルギーだとして、真水に流せば呪いは消える!とかいう科学者が現れるけど、呪いが沁みた水はどうなるんじゃい、まさかそのまま流すのでは…?と不安になる。
ラストまで水をどうしたかわからなくて「どうしたそれぇー!!!」ってなってる。
わりとでかめのプールで呪い実験してた。
全体の感想
らせんより映画っぽかった。起承転結がしっかりしてて良かった。
劇伴に気を取られすぎた。
だんだんリングに飽きてきてる自分がいる。
次!
リング0バースデイ 2000年公開
リング0バースデイのあらすじ
リングから28年くらい前(劇中で30年前ってテロップが出る)、貞子が東京で劇団員をしてた時の話。
貞子双子説。
怖!
貞子、東京へ行く
貞ちゃんはなぜか劇団に所属する。めちゃくちゃ研究熱心で、看板女優をガン見してたら気味悪がられてしまう。
ただちょっと目力が強いばっかりに酷い扱いを受ける。
貞子を気味悪がって、看板女優が不審死したことも貞子のせい、とか言い始める。
最終的には貞子のせいなんだけど、集団ヒステリーの他の劇団員がやばい。
美しさは罪。
貞子は最後らへんにヒステリー状態の劇団員に撲殺されるけど、じゃあ井戸の話はなんなん?ってなる。
もとはひとりの貞子
撲殺貞子と、もうひとりいるらしき伊豆の貞子。伊豆貞子は薬漬けにされて成長を止めてた?
成長が止まる薬って何、731部隊の遺産かなんかか。
わたしもほしいよその薬。アンチエイジングじゃん。
もうひとりの意味が分からないけど、撲殺貞子の死体を持って伊豆に来たら撲殺貞子が生き返った。
撲殺貞子と伊豆貞子が合体したんかな…?
全然ここら辺がわからんかった。
完全体貞子の動きが井戸貞子のカクカクステップだったのは、撲殺されて骨が折れてたとかかな?
そのわりに、直前(仲間由紀恵バージョン)まで割と優雅に動いてたような気がする。
貞子がどこまでもかわいそう
劇団員を抹殺した完全体貞子に鎮静剤を注射する井熊博士らしきおっさん。
注射なんだ、それ。やだわ。絶対痛いタイプの注射じゃん、薬液注入速度が早いと痛いんだよ、下手くそめ!
というところにばかり注意が向いてしまいました。
事件性どうよ?
30年前とはいえ、伊豆で劇団員が何人も死んでたら(8人くらい死んでる)、リングの時点でもう少し情報が早く集まったんでは?と思った。
絶対ムーとかに載ってるじゃん?知らんけど。
井戸に落ちる貞子
井戸に落ちても謎の生命力で生き延びてた貞子。
井戸の水にえぐいくらいあおさみたいのが入っててドロドロしてる。
しかも蓋される。
井熊博士は井戸に蓋すな。
全体の感想
貞子かわいそすぎる。
現代でYouTuberとして楽しく配信したり、デドバでキラーとして復活したり、精一杯楽しく生きてほしい。
なんなら全部静子がわるい。静子め!