おこんばんちわ。
どうも最近自宅のネット回線速度が妙に遅くて気になってた近藤です。
※このエントリは無駄に長いです
速度判定サイトに行って速度を測ったら
1Mbps
とか出てきました。
ここでMbpsってなぁに?という人のために説明しておくと、
MbpsはMega bits per secondの頭文字を取ったもので、1秒間に何メガビットの通信ができるか示した単位になります。
1Mは1kの1000倍なので、1Mbps=1000000bps(百万bps)です。
でも想像し辛いよなーって時は
もし下りで1Mbpsだと1秒間に125kbyteのデータを受信することができる
って思ってたら間違いないっぽいです。
知らんけど。
で、私の家は6年くらい前からフレッツ光を導入していて、契約上は100Mbpsの通信ができるはずなのだけど、通信は伝送距離に比例して減衰するので、中継基地がどこだかわからないけど下り20Mbpsくらい出ればいいかな~くらいです。
20Mbpsはだいたい、1秒間に2.4Mbyteをダウンロードできる、ってことです。
そうそう、回線速度を調べると「上り」「下り」っていうのがよく出てくるけど、単純に自分のPCから何かをアップロードするときやメッセージを送るときには上り回線が速いほうが便利、動画を見たりメールを受信したりするときは下り速度が速いほうが便利。そんなかんじ。
一般的には回線の速度測定をすると「上り」のほうが速いです。これは何故かと言うと、使う人が少ないから。
データを積んだ自分専用トラックが道路をピュンピュン走ってる、って思うとわかりやすいかも。道路が広いから専用トラックを何台もチャーターできる。
使う人が少なければトラックはピュンピュン次々に走れるけど、使う人が多いとトラックはギュウギュウになって自分専用トラックはなかなか走れないよね。
そんな感じ。
で、近藤家の速度の話に戻る。
回線速度が遅いのはWi-Fiルータのせいかな?ONU(回線終端装置・NTTから貸与されてる)のせいかな?とか3ヶ月くらい「遅いなー」て思いながら、時には再起動とかさせながら使ってた。
iPhoneのせいかなー?とか思って色々疑ってたのだけど、とうとうタイムアップ表示がiPhoneに出るようになって超久しぶりに回線速度を測ってみた。
ADSL接続のときとかはしょっちゅうお世話になった、回線速度判定のサイト。
♪デデーン♪
って、笑ってはいけないシリーズのOUTの音楽が脳内に鳴り響いたよね。
LTE接続(Softbank)が32Mbpsを叩き出してるのにまさかのWi-Fiが1Mbpsだったからね…。
色々と調べていくとどうやら
「BIGLOBEは回線速度が出辛い」
という記述を見つけて10年以上BIGLOBEにお世話になってた近藤は
「Oh…」
って暫く呻いてしまいました。
どうも、フレッツ光コラボレーションというサービスが携帯キャリア各社で始まった頃くらいから光回線の速度低下が問題になっていたらしい。
私は自宅でほとんどPCを使わないから今年に入るまで気が付かなかったのだけど。
もしくは、今年に入って近隣に引っ越してきた新社会人とかがこぞってフレッツ光コラボ(au)を契約したのかも?
ともかく、今の回線状態を少しでもまともにできる方法はないだろうか、と調べるとIPv6接続をすると速度が多少マシになるかも?という記述を見つけて一縷の望みをかけてみることに。
BIGLOBEの問い合わせ窓口(契約して10年以上で4回目くらいの利用)にも聞いたらIPv6接続だと回線速度が向上する、って断言されたし。
早速BIGLOBEのサイトからV6プラスというサービスを申し込んで、IPv6のサービスが開始されるのをワクワク待ってた。
BIGLOBEのV6プラスの便利なところは申し込んだらNTT(私の場合は東日本)にも連絡してIPv6の開通手続きを取ってくれること。
で、早速開通手続きが済んだ通知が来たのでIPv4/v6の判定サイトに飛んだけど、IPv4接続のまま。
何か設定があるのかもねー?と思ってページを読んだけど、ホームゲートウェイ?とかひかり電話?とか出てきてよく分からなくなりました。
ひかり電話なんて契約してないもん…。
で、もう1回BIGLOBEに電話してよーくよーく話を聞いたら
「プレミアムサービスに加入してルータをレンタルするか、BUFFALO製のIPv6対応ルータを買いやがれ」
ってことらしく。
ベストエフォート型のサービス提供だからって1Mbpsはひどすぎるだろコンチクショウ!って多少キレながら長らくお世話になったBIGLOBEにバイバイすることにしました。
さよなら、BIGLOBE。
で、キャリアを乗り換えたし、確かソフトバンク光とか勧められたんだよなー(店員に)と思ってフラァっとソフトバンクの店に行って光コラボの契約をしました。
店員さんの名前が可愛かったから(うさまる、みたいな名前だったから)。
追加料金もかからないけど、どうやら二年縛りみたいなのがインターネット回線にもあるらしい。びっくり。いつの間に世の中はそんなことに。
私はフレッツ光+プロバイダという契約だったからBIGLOBEに対する解約料金はかからず、Yahoo!BBのお世話になることになりました。
今までプロバイダ乗り換えをする、ってなるとメールアドレスが変わる、とかWEBサイトが消える、とか色々な弊害があって10年以上BIGLOBEさんだったけど、1Mbpsの数字にイライラが止まらず、iPhoneアプリのアップデートもままならない状況にストレスが溜まりすぎてて「メールなんかGoogleがあるからいいわーい」ってなって全てを捨て去る覚悟をしました。
さよなら、私の10年運営したWEBサイト(誰か見てる人いたのかね)。
ルータのレンタル料もかからないし、IPv6が利用できるルーターが借りられるし、おうち割によって1500円くらい割引になるらしいし、メールアドレスが消失する程度のことは我慢の範疇、っていうかPCメールほとんど見ない。
で、ルーターが届いたので早速つなげてみました。
ONUから出てるモジュラージャックとやらをルーターにカチッとして、PCのLANケーブルもカチッと(ビジネスモデルのPCを使ってるから無線LANが使えない)。
で、IPv4/v6判定サイトに飛んで…。
って出てきたのを見て
「まぁ何にも設定してなかったらそうですよね~!」
ってなったとこまでは予想の範囲内でした。
うん、こんなことでキレる私ではないぞ。さすがに何もしなくてもIPv6接続ができるとか虫の良いことは考えてなかった。
ところで、さっきから出てくるIPv4とかIPv6ってなんじゃらほい?という人のために説明すると、
IPv4は郵便番号が3桁の状態で、IPv6は郵便番号が7桁の状態
みたいなもんです。
うわぁーざっくり。
でもIPアドレスはインターネット上の自分の住所、みたいなのは聞いたことがある人が多いと思う。
ここから長い余談。
住所があると何ができるか、っていうとサーバを公開してサービスを展開できる、とかそういうやつ。
わりと昔の話(14・5年前くらい)だと、グローバルIPアドレスをサーバから貰わないとメッセンジャーでデータを受信出来ない、とかいう問題があったよね。
で、もともとインターネットが出来た時はIPv4(XXX.XXX.XXX.XXXという4個の区切りの数字の組み合わせ)が42億個くらいあって、そんだけあれば足りるよね~って感じだったけど、各国でITの整備が進んであっという間に足りなくなりました。
聞いた話によると、某大学はPC室のPC全部にグローバルIPが付与されているとかいう贅沢な状態だったらしい。
住所なしのホームレス状態ってことで、インターネットに繋がれないよお、ってこと。世界に公開してる住所が1個あって部屋番号があればとりあえず接続はできるけど、各お部屋にデータを配達する配達員が過労死寸前、とかそういうやつ。うわぁ超絶ザックリしておるぅ。
休眠中のIPアドレスを返却してもらう運動もあったけど、事実上2012年頃にはアジア圏のIPv4アドレスは枯渇しました。
そこで生まれたのがIPv6というもので、これは昔からあったけど私なんかはPCのセッティングをするときに「IPv6にチェックが入っているとインターネットが繋げない」とか「なんだかわからない、便利なんだろうけどまだまだ整備が不十分なもの」って認識だった。
IPv4が42億個くらいあるのだけど、一体IPv6は何個使えるでしょうか?
答えは320潤個。
何個だよ。ちなみに「カン」と読みます。
IPv4は4,200,000,000個
IPv6は320,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000個
です。
うん、もうよくわかんないな。
余談終わる。
では、なんでIPv6で接続すると速度が向上するか、といえば、使ってる人がまだ少ないから!
って聞いたけど、絶対違う、と思って調べ直しました。
そしたらIPoEという方式で接続できるからどうやら速度が向上するらしい。
今まではPPPoEという接続方式で…
って、もう書いてる私もよくわかんなくなってきたから
IPv6は使ってる人がまだ少ないから速度が速い
で納得して。
私は納得した。理解はしてないけど!
ソフトバンク光はソフトバンクのルーターとひかり電話の契約さえしてればIPv6が使えるけど、届いたルーターの設定をし直してやる必要があるっぽく、ルーターにログインしました。
詳しくは
ここ。
うちに来たやつの型番の説明を見たんだけど
もうよくわかんなくってさ…。
年取ると目が見えなくなるってほんとだね。
というか見えてるんだけど脳が考えることをやめてしまうのだよ。
だからもう、勘で
「IPv6の設定」
をクリックして
こう!
して、再起動したらIPv6になりました。
え、いいんだよね?
大丈夫だよ…ね…?
※ 真似しないでください
PCでIPv4/v6判定サイトで無事に
IPv6接続
って出てきたので一瞬小躍りして
「はて、iPhoneは何か設定が必要なんじゃろうか…?」
と思って、調べたらiPhoneはとっくの昔にIPv6接続に対応してる、と出てきたので
この判定サイトに行ったのだけどiPhoneからはIPv4接続しか出来てない…。
速度を測ってみたら3Mbpsと出てきてBIGLOBEよりは早かったけど
「え?光回線ですよね?」
レベルの速度。
ンンン~~?
とか暫くまごまごしていたらIPv6のアドレスがiPhoneに付与されて無事にIPv6で接続出来ました。
あ、Wi-Fi接続はルータをPCに繋いだタイミングでSSIDとパスワードを手入力してネットワークに参加させたよ。ボタンを押して簡単接続!みたいなのが出来なかっただけだけど。
今までウチのSSIDは「おっぱいだいすき」っていう最悪な名前だったのだけど(地域の皆さんのWi-Fi接続機器でSSIDが表示されるやつにはうちのSSIDの「おっぱいだいすき」がいつも表示されてたかと思うとムネアツだから今のルータのSSIDもそのうち変える)ただの無機質な英数字の羅列になりました。悲しい。
で、回線速度を測ったら
こうなって、まだ全然遅いけど改善されたぽいからもういいや、ってなりました。
おしまい。
なっげーなー。