百三十五年丸ノ内線

昔の思い出から今の話までいろいろ(1年に3回くらい更新するよ!)

シフォンケーキを物凄くガサツに作ってみる実験をした

 
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塩と砂糖を間違えたケーキ…。
 
 
こんばんは!
卵をたくさん貰ったので、プリンを作ろうか、ケーキを焼こうか、と考えた末、シフォンケーキを焼きました。
 
今回は実験として、物凄いガサツに作ってみることにしました。
まずはレシピ。
 

メイプルシナモン紅茶シフォンケーキ

17cm型1台分
 
たまご 4個
砂糖 60g
塩 ひとつまみ
メープルシロップ 20g(のつもりが、ダバ~って入って24g)
薄力粉 80g(のつもりが色々あって68g)
紅茶葉を挽いたもの 14g
シナモン 2g(くらい…?)
豆乳 40ml
 
です!
計量からしてガサツ!!!
お菓子作りの基本は「計量をしっかりキッチリ!」
しかも、紅茶なのかシナモンなのかメイプルシロップなのかどれか一つにすればいいのに全部混ぜちゃった!!!味の想像が出来ないッ…!
でも今回はどんだけ手抜きでガサツに作った実験がしたいのであえてガンガン行ってみたいと思います。
 
そうだ、アピール忘れてました。
紅茶の葉っぱはヘルシオお茶プレッソで挽きました。
あっという間にお菓子に使う細かい粉が出来るので便利です。
最近お茶を飲むより、挽いた茶葉を料理に使う事が多いです。
※ 本エントリーに登場したお茶プレッソは「はてな東京オフィスでブロガーお茶会 with ヘルシオお茶プレッソ」に参加し、プレゼントして頂きました。
 
SHARP HEALSIO お茶PRESSO レッド系 TE-GS10A-R

SHARP HEALSIO お茶PRESSO レッド系 TE-GS10A-R

 

赤いの欲しいなー。

きっと3倍早くお茶が入れられる…(嘘) 

 
 
次からは作り方の手順です。
赤文字部分は「ガサツにしててもこれだけは絶対やったほうがいい」ポイントです。
 

作り方の手順

1
たまごを卵黄と卵白に分けて、それぞれ18cmのボウルに割り入れます。
卵白のほうに砂糖を2/3と塩少々、卵黄のほうに砂糖を1/3入れます。
卵白のボウルには水分や油分が付着していないように気をつけました。
 
 
2
ハンドミキサーの最速で卵白を4分くらい泡立てます。
メレンゲをしっかり作れば絶対膨らむので、頑張ってミキサーをかけます。
ミキサーを持ち上げて角がピーンと立ったらミキサーを低速にして1分ほど大きく回します。これでメレンゲの泡のキメを整えました(泡締め、というらしいです)。 
 
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どんなにガサツでもシフォンケーキメレンゲの泡の力で膨らませるので、この工程だけはしっかり手抜きせずに頑張ります。
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ミキサーの羽を持ち上げてもメレンゲが落ちてきませんので、フンッ!て振ったら「ボトッ」て落ちてきました。
このくらい硬くしてみました(いつもはもうちょっと緩いですがボーっとしてました)
 メレンゲを作り終わったら、オーブンを180度で予熱します。
たぶん冷蔵庫とかで冷やした方がいいと思うのですが、真夏じゃないのでそのまま外に出しっぱなしです。どうせ10分くらいでオーブンに突っ込んじゃうし←敗因
 
 
3
次に卵黄を泡立てます。卵黄は泡立てなくてもいいレシピもありますが、なんとなく泡立ててます。
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羽を持ち上げるとすぐに跡が消えちゃうくらい。
時間だと高速で3分くらいでしょうか?
シフォンケーキの場合、卵黄をそんなに頑張って泡立てなくてもなんとかなります、たぶん。
 
 
4
卵黄に豆乳を入れてミキサーの低速でガーッとします。
次に茶葉、メイプルシロップ、薄力粉をそれぞれドバーっと入れてこちらも低速でガーっとします。
スポンジケーキの場合は薄力粉を入れたら切るように混ぜるのが鉄則ですが、水が入ってシャバシャバしてるので2分くらいなら大丈夫…だと思います。
ボウルの壁面に粉が残ると思うので、それはゴムベラでこそげとってグルングルンかき混ぜました。
 
 
5
卵白をひとすくい、卵黄ボウルにドーンと入れます。
たまご4個分のメレンゲの場合は1/5ずつ入れると良いです。
このメレンゲ泡が潰れるとか気にしないでかき混ぜてます。
卵黄とあとから入れるメレンゲを混ざりやすくするための犠牲のメレンゲです。
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あまりにもしっかりしたメレンゲなので、なかなか混ざりません。
面倒になってハンドミキサーから羽を外して、ホイッパーでゴリゴリ混ぜました。
 
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メレンゲを全部混ぜるとこんなかんじ。
びっくりするほど硬いメレンゲなので、全然泡が潰れません。
切るように混ぜる、とはなんだったのか。
大きい塊が見えていたら混ぜが足りませんので、ホイッパーでガンガン混ぜちゃいました。
私は普通の薄力粉を使っているのですが、たんぱく質含有量が少ない粉だったらもっと大雑把に混ぜてもOKなはずです。
 
 
6
型に流し込みます。
レシピによっては、ボウルに残った生地は円筒の近くに入れる、とか書いてありますが、そんなの気にしません。
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唯一気にしたのは、型のフチや円筒に生地をなすりつけたことくらい。
こうすると、型に張り付いてよく膨らむそうです。
 
 
7
オーブンに突っ込みます。
いつも私が使っているレシピは170度で10分、160度で20分~30分なのですが、面倒なので160度で30分焼きます。
ただし、うちのオーブンは高さがなく、膨らみ具合によっては焦げたりヒーターに生地がつくので途中で1度開けてアルミホイルをかぶせました。
 
 
8
うっかりアルミホイルをかぶせるタイミングを間違えてこげましたね。
 
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横から見た図
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うっかりオーブンの真ん中に入れなかったもんだから、偏って膨らみましたね…。
偏ってるときは生地の内部に大穴が開いてる可能性が高いです。
 
10分焼成したあたりで一度取り出し、ナイフで表面に5本ほど傷を入れるとキレイに割れます。
が、面倒なのでそんなことはしません。
どうせ私が全部食べるんだから!!!
 
 
とゆわけで、ガサツに作ったシフォンケーキ、案の定大穴が開いていました。
(出来上がりの写真撮るの忘れました。味は良かった)
水分量が多いので自立しないで切り分けるとフニャンとなってしまいます。
たまご4個に対して水・牛乳等は30~45cc、サラダオイルを同量入れるのが(恐らく)王道レシピです。
 
 

今回の出来栄えと敗因と手抜きしていいポイント

出来栄え 80点

意外と味が良かったのと、くちどけが非常に良かった。

メイプルシロップの味を全く感じないので、上白糖ではなくメイプルシュガーに置き換えるともっと良かった。

ノンオイル&水分量多めのアッサリタイプが好きなので、口当たりは非常に好み。

シロップを入れた事でしっとりした仕上がりになっている。

味を感じなくても、これからは水分の15%程度、何らかのシロップを使うようにしたい。

 

敗因

大穴が開いた原因として考えられるのが、面倒で型を回しながら生地を入れるところを1箇所から流し込んでしまった。これによって空気が含まれてしまったものと思われる。

スポンジケーキの場合は型の中央から注げば良いが、シフォンケーキ型は円筒があるため、都度生地を回しながら流しこむと良いと思う。

一箇所から入れてしまった場合は、焼成前に型を30cmの高さから数度落として空気を抜く手順を加えるか、ホイッパーで型の中を数度さして泡を抜く手順を加えるようにすればよかった。

まだ外気温が高く、メレンゲの混ぜ込み中に離水している部分があった。メレンゲを先に泡立てたときは別途ホイッパーを用意して離水部分をなくしていくか、冷蔵庫できちんと冷やすか、卵黄を先に作るほうが良い。←だけどホイッパーいちいち洗うのがめんどくさい…

焦げてしまったので、次回からアルミホイルをかぶせるタイミングを早める。

 

手抜きしていいポイント

切るように混ぜる、はあまり気にしなくて良い。

ハンドミキサーで粉の混ぜ込みまで終わらせてしまっても十分膨らむ事が分かった。

また、メレンゲを固く作る事で混ぜ込みにくくなるが、確実に膨らむ(ただし、メレンゲが固すぎると大穴の原因にもなるので加減が必要)。

水分量(卵白含まず)が粉量の1.3倍程度なら大失敗は少ないので、計量にそこまでシビアにならなくても大丈夫。

 

 

とゆわけで、10数個あったたまごを全部使いきりました~!

冬はガトーショコラを手抜きして作ってみたいと思います。



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妹が食べるらしいので包んだ。断面もそこまで荒くないからよしとする!