※ 過去の映画の感想はカテゴリ「映画の感想」よりご覧ください
↓今更すぎる★の個数レベル↓
★…ふつう
★★…わりとすき
★★★…すき
★★★★…だいすき
★★★★★…何回も見るレベル
歩いても歩いても(2008/ 是枝 裕和)
現役を引退した開業医の父のもとに、お盆に帰省する長女一家と次男一家の話。
最初はよくある家族モノだと思ってたけど、本当によくある話すぎてびっくりした。多分本人に嫌味の自覚はないのに嫌味を繰り出す横山母と子持ち再婚の嫁、とか、長女の子供と自分の子供(連れ子)を差別してると感じてしまうこととか、長男の死についての母が考えていたこと、とか、びっくりするほどリアルに満ちていた気がする。
最後の「次は正月に帰省すると思ってる」実家の父母と、「次は来年のお盆に日帰りでいいか」と考える次男夫婦とか、いろんな登場人物のいろんな立場のいろんな勝手な思いがとてもよく描かれていて気持ち悪くなった。
好き度:好きとか嫌いとかじゃなくて「嫌な映画だなぁ」と思った
図書館戦争(2013/佐藤 信介)
コクリコ坂からみたいな、高校生(図書委員)vs学校の話かなーとか適当に思ってたら全然違った。
重火器出て来る。っていうか、殺し合いしてるのに世間の人の注目度が低すぎてウケる。ところで図書隊の活動費ってどこから捻出されてるんだろう?
好き度:ひらパー兄さん度:★★★★
図書館戦争-THE LAST MISSION-(2015/佐藤 信介)
福士蒼汰(弟)と松坂桃李(兄)の兄弟ってどんな遺伝子組み合わせたんだよ!親の顔が見てみたいわ!(うらやまけしからん的な意味で)
と思った。
好き度: 指の綺麗さと照れ笑いの可愛さで松坂桃李派
【アニメ映画】ガールズ&パンツァー 劇場版(2015/ 水島 努)
アニメ放送、毎週楽しみにしてたのに劇場版見たらほとんど忘れてた…。あれ、カチューシャってこんなに小さかったっけ…?とか西住姉妹は仲が良かったんだっけ…?とか(仲が悪いのはお母さんとかな)
ほとんど忘れてたけど、ものすごく面白かったし楽しめた。
立川の極上爆音上映、凄く良かっただろうなぁ…。
好き度:★★★★
はなちゃんのみそ汁(2015/阿久根 知昭)
夫婦フーフー日記と同じなので、どっちか見ればいいと思います。夫婦フーフー日記のほうが、痛みの壮絶さとか子育ての大変さが現れてるかなぁ…。
好き度:★
珍遊記(2016/山口 雄大)
ご存知!漫☆画太郎先生の同名漫画の映画化。なんで珍遊記を映画化しようとしたんだろう。謎すぎる。
松山ケンイチの漫画実写化能力が高すぎるせいか。
この監督、前もどっかで見たことがあるな、と思ったら魁!クロマティ高校の映画化のときの監督だった。なんで実写化したんだ。よくわかんないけど。満足度は高い。妙に満腹感がある。
好き度:★★★
小野寺の弟・小野寺の姉(2014/西田 征史)
ここまで主人公が報われない映画はあっただろうか!いや、ある!あるけど!
見たあとに「なんでだよ…!」ってすごくイヤな気持ちになったりはしなかった。それどころか主人公たち(弟も姉も主人公だと思う)を心の底からめちゃくちゃ応援した。
出て来るキャラクターが全員フックがあってとても良かった。満足度高い。
好き度:★★★★
NINJA THE MONSTER(2015/落合 賢)
和物ファンタジーホラー映画、だと思うけど、ファンタジー色が強いわけでもなければホラー成分が強いわけでもなければ、ストーリーがいい、とかもない。ないないづくしの映画。ついでに主演女優の演技力もない。
なんだこれ、って思ってたらたぶん、ディーン・フジオカさんのイメージビデオみたいなことなんだと思う。
超高速参勤交代と同じ脚本家なのに、この仕上がりの差は一体なんなんだろう。ストーリーもオチもスッキリしないし、冒頭もラストも字幕に頼るって…。同じ字幕が出て来る映画(駆込み女と駆け出し男)に比べたら本気で「は?」ってなった。好きな人がいたらごめん。
好き度:測れない
スワロウテイル(1996/岩井 俊二)
この映画、見るのは2回め、といいつつ、1回目は開始5分で挫折した。だって日本人しか出てこない(と思う)のに、英語と中国語と日本語が入り乱れてんだもん…。
不法滞在外国人とかその二世がアヘン街とかもあるスラム街っぽいところで生きてる話。ダークファンタジー。ありそでなさそなファンタジー。しかし役者さんは大変だなぁ、と思いました。あと90年代の渋谷カルチャー(ていうの?)みたいな感じする。パルコ劇場とかでやってそうな感じ。完全に偏見です。
好き度:ううーん…(好きなような嫌いなような…)
俺物語!!(2015/河合 勇人)
逃げるは恥だが役に立つのおかげでキュン映画にも耐性がついたはず!と思ってチャレンジしました。
うおお!これは…!(*ノェノ)ふおお…。
冒頭の中学校卒業式のシーンでは鈴木亮平(主人公・剛田猛男)のオッサン度がずば抜けすぎてて(だってこの撮影当時、たぶん31歳とか32歳だもの…)ビックリしたけど、見てたらオッサンっぽい高校生に見えてきた、ような気がする。ヒロイン・大和凛子役の永野芽郁が最初なんとなく気に入らなかったのだけど(たぶん顔が…)、これ以上無いな!レベルのキャスティングだった。ああー可愛いよ大和可愛いよ…!そして猛男のアホー!!!←楽しみすぎている
砂川(猛男の幼馴染)はなんで猛男に「大和はお前のことが好きだ」って教えてあげないのか気になったけど、最後の最後で凄い受難が待ち受けてるからよし。
それにしても鈴木亮平は凄いなぁ…。
好き度:★★★★
の・ようなもの(1981/森田 芳光)
バブル前の映画だよ。タクシー初乗り380円って出てきて「やすー!」ってなった。凄いなー、35年前か。
1時間半くらいの映画なのだけど、見続けているうちに「私はなんでこの映画を見てるんだろう」って疑問が沸いた。すごくつまんないってわけでもないのだけど。
青春群像劇っていうのになるらしい。大笑いできるわけでもないし、セリフも噛み気味だし、よくわかんないんだけどなんか見てしまった。私には合わないんだろうな、この映画。
途中で見るのやめようかな、とか思ったのだけど、なんらかのオチがあるはず、と思って最後まで見ました。
何にも無かった。
新作の「の・ようなもの のようなもの」っていうのがあるらしいのでそっちも見ます。
好き度:分からない
母と暮せば(2015/山田 洋次)
長崎の原爆で亡くなった医学生の浩二が幽霊になって母親の元に現れるっていう話。ほのぼの話かと思ったら最後お母さんも死ぬ。
なんてことだ。
ニノ(浩二役)がお喋りすぎ&マザコンでちょっと鬱陶しいけどその鬱陶しさが最後めっちゃホラー。怖い。エンドロールの時も怖い。ヒイイ、怖い…。
好き度:★★(ニノが怖い)
の・ようなもの のようなもの(2015/森田 芳光)
の・ようなもの、の続編。ちゃんと映画っぽく起承転結があった。良かった。
前作のの・ようなものは完全にわけがわからないテンポの悪さ(80年台の映画にありがちな感じ)だったから、こっちのほうが現代の映画に慣れてる私としては見やすかった。
前作の登場人物を探すような話。っていうか、なんとも説明がしづらいなこの映画。ミニシアター系の映画だと思う。
好き度:よくわかんない…。
累計感想投稿数
洋画 231本
邦画 157本
アニメ映画 61本