映画を見ようと思ってテレビをつけたら、広島の原爆投下についてBSでやっていたので見ました。
原爆といえば、皮膚がズルズルになった方の写真を見たことがある人も多いと思います。
どういう仕組みで肌がズルズルになるのかをやっていたので、「へえ」と思ったので書いておきます。
1) 熱線を浴びる
2) 皮膚の中で水分が一瞬で水蒸気になり表皮層が膨れる
※ 表皮層は一番上の普段私達が「お肌」って呼んでいる部分です
3) 一瞬で表皮層が乾いて皮膚が割れ、蒸気が抜ける
4) 皮がズルンってなって垂れ下がる
5) 真皮層の痛覚神経が剥き出しになる
→ 超痛い
原爆の熱線を浴びた人の親族が出てきて「何気なく父の腕を触ったら、手の形(手袋みたいに)に皮膚が取れて道端に捨てた」という体験談を話していました。
皮がとれたあとはベチャベチャになっていたそうです。
医者は「想像を絶する痛み・体験しうる中で最大の痛み」と言っていました。痛覚神経が広範囲で剥き出しになっているのだから、そうだろうなぁ、と思います。
次に2つの都市に落とされた原爆の違い(知識はほとんどインターネットから)
長崎の原爆はプルトニウム原爆です。名前はファットマンです。
ウラン原爆は作るのにコストがかかりますが、プルトニウム型に比べて取り扱いやすいです。
プルトニウム型はほったらかしにしておくと勝手に核分裂が始まるので、安価で生産できても取り扱いが難しいです。
プルトニウムは自然界にはあまり存在しませんが、原子力発電の副産物として手に入れる事が出来ます。超イヤなリサイクルだな、と思いました。
2つの原爆の爆発する仕組みはこちらのサイトがよく分かると思います。
ここの
がとても良く分かりました。
3年に1回くらい、ふと原爆や長崎、広島についての特番をみるとついつい原爆のことを調べてしまいます。
こういう大量破壊兵器を調べていくと、旧ソ連が開発したツァーリ・ボンバのことを思い出します。ツァーリ・ボンバは水素爆弾です。
この図を見たら「ひい」ってなります。
動画は対象物がないのでわかりづらいですが、キノコ雲の高さは60キロです。
東京でツァーリ・ボンバを爆発させると福岡でも余裕でキノコ雲が見えるほどの大きな爆発です。
ひい…。
原爆のことを調べると、ぞっとして言葉があんまり出てこないので終わります。