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※見返した感想も入ってるのでダブッてると思います
麦子さんと(2013/吉田 恵輔)
ファントム・フィルムの映画。90分と短いが、爽やかに終わる。
自分と兄を捨てた母が突然現れて、一緒に暮らすことになり…というところから話が始まる。90分という短い時間なので、これからこの人はどうなるんだろう、あの人はどうなるんだろう、というちょっと足りないかな、と思う部分もあるが見終わったあとはスッキリとした気持ちになれる。松田龍平さんのダメ兄貴っぷりが◎
効能:お母さんとの関係がおかしい人に
江ノ島プリズム(2013/吉田 康弘)
個人的に2015年一番の後味悪い映画(2015年3月現在)。
青春映画、とか爽やかな映画とかに区分されるのでしょうか。
本田翼ちゃん、ちょっと滑舌悪いけど可愛いし、福士蒼汰くんもかっこいい。爽やかだし、淡い恋とか微妙な三角関係っぽいとこもいい。
ただ後味悪い。
つぐない~新宿ゴールデン街の女~(2014/今岡 信治)
ゴールデン街に集まる男女の人間関係や過去の話。
新宿が舞台になってる映画は問答無用で好きです。
開始25分で2おっぱい。
開始40分で3セックス。
凄い映画です。AVじゃないんだよ。R15だよ。
【舞台】万獣こわい
クドカン節満載の舞台。4・5年おきにやってくるらしい…。
北九州市の一家換金殺人事件のような話、監禁、洗脳、殺人。
ストーリーはシリアスなはずなのになぜか笑える。なぜだ、怖い。
久しぶりに小池栄子を見た。
あいときぼうのまち(2014/菅乃 廣)
ネットではあの標語(原子力 未来の明るいエネルギー)は27年前(2011年時?)に募集されたもので~…というエピソードを見かけたが、作中では1966年にはすでに入選作として選ばれていた、と出てきたので「この映画には嘘が含まれてるのかな、それともネットで見た話が間違いなのかしら?」と不思議に思った。
なんにせよ、どちらかに嘘が含まれているので「見て体験したこと以外はあんまり信じないようにしようっと」と思いました。
殯の森(2007/河瀬直美)
殯…昔の葬列葬儀のこと
だそうです。この単語を知っているか知らないかによって、映画の理解度が大きく変わる…っていうか、セリフ全部ボソボソすぎて聞き取れない。
家族で見るのには大変不向きな映画。心が疲れるタイプの映画…心だけじゃなくてコントラストが強すぎて目も若干疲れる映画。
効能:心が疲れるタイプの映画
たまこラブストーリー(2014/京都アニメーション)
アニメ作品・たまこまーけっとの劇場版。
といってもあの不思議な鳥のデラちゃんはほとんど出てきませぬ。今回はたまこともち蔵のラブストーリー。
超リア充な話。ありがちなモチーフ、ありがちなストーリー、心理展開。でもほっこりした。
効能:ほっこり
東京難民(2014/佐々部清)
同名小説の映画化。小説とは話の細かい部分やラストが違うみたいです。とても心が痛くなる映画、主人公・修の父親が修の通う大学への学費未納、一人暮らしの家の家賃未納の挙句蒸発、修は大学や家を失ってネットカフェ難民へ。治験のバイトで一度は大金を手に入れるが女に騙し取られてコロコロと転落人生…ついでに巻き込まれた看護婦さんも人生が狂ってしまう話です。
東京といいつつ、出てくるのは八王子、新宿(歌舞伎町界隈)、富里市。見終わったあと「雨風が凌げて毎日ごはんが食べられるのは幸せなことなんだなぁ」と思いました。
効能:でも3回に分けて見ちゃったよ…。
おおかみこどもの雨と雪(2012/細田守)
公開当時はそうでもなかったけど、テレビで放映されたあとTwitter界隈で炎上というかボヤ騒ぎを起こしていたので敬遠しておりましたが、遅ればせながら拝見しました。
私は自分ではヒネクレモノだと思っていますが、ヒネクレた皮を被った中身は超絶素直人間(=嘘を嘘と見抜けない)なので、「普通におもしれぇな」と思いました。狼男と花(おおかみこどものお母さん)の出会い、妊娠、出産、狼男と花の別れ、二人(二匹?)の子供の成長、子供の親離れまでを描いたファンタジー作品。ていうか、開始30分くらいでなんでか泣いてるレベルで素直な私は普通にジーンとしちゃったよ…。
効能:ファンタジーがおもいっきり楽しめる人には良いと思う
AKIRA(1988/大友克洋)
何回見ても面白いな、AKIRA。YouTubeでAKIRA公開直前!みたいな古い番組を見たのだけど、制作費10億円とか総セル枚数10万枚(15万枚だったかな?)と言ってて「ですよねー」ってなった。
人生でAKIRAを3・4回見てるのだけど、今回ようやく話の意味がわかったよ…。で、わかったフリしてまた3年くらいしたら忘れて見るから、そしたらまた感想を書きます。
効能:カヲリがとばっちりを受けまくっててかわいそう