百三十五年丸ノ内線

昔の思い出から今の話までいろいろ(1日に何回も更新するよ!)。実体験を元にしたコスメ話や脱毛・育毛話など。ニッポンゴムツカシイ

映画の感想(洋画)

※ 過去の映画の感想はカテゴリ「映画の感想」よりご覧ください

↓今更すぎる★の個数レベル↓

★…ふつう

★★…わりとすき

★★★…すき

★★★★…だいすき

★★★★★…何回も見るレベル

 

アリス・イン・ワンダーランド(2010/アメリカ/ティム・バートン)

ふしぎの国のアリスの実写化したやつ。ディズニー版ふしぎの国のアリスは途中で脱落しかけて(寝た)、巻き戻してはまた脱落し、巻き戻してはまた脱落し…を繰り返してたので、この映画もそうなるかなーって思ったけど、最後まで楽しく見られました。

マッド・ハッター、いいやつなのか気が違ってるやつなのかさっぱりわかんないけど、ジョニー・デップは凄いなーって思った。

あと白の女王のアン・ハサウェイが超可愛かった。可愛いけど、他人を利用することしか考えてないっぽくて「こいつめ!」と思ったりした。

ワンダーラン度:★★★★

 

ブリッジ・オブ・スパイ(2015/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ)

スピルバーグの映画と相性が良くないと思ってたけど、これは楽しく見られた。トム・ハンクスのおかげだよ。

冷戦中、ソ連とアメリカ間でスパイ交換を行う話。捕らえられたソ連側のスパイのドノヴァンが、ラストシーンでとても寂しそうでやるせなかった。

好き度:★★★

 

彼は秘密の女ともだち(2014/フランス/フランソワ・オゾン)

フランス映画はハマるとすごく好きになるか、ハマらないと見るのすら苦痛でたまらないか(最悪寝る)どちらかになりがちなのだけど(例えば最近見たやつだとEDENとか)、これは面白かった。

親友ローラの死後、女装癖が再燃してしまったダヴィッドと、ローラに会いたい・恋しいと親友を思う気持ちがだんだんダヴィッドの女装姿(ヴィルジットと名付ける)を見ることで癒される(?)クレールの話。

クレールとヴィルジットがショッピングモールで買い物するところとか、喫茶店でお茶するところが好き。最初は凄い青ヒゲの目立つ女装姿だったダヴィッドが徐々にヴィルジットになってって、ラストのほうではかなり女性になってた(後ろ姿とかモデル体型だし)。

最後のオチは「まぁそうでしょうな」って感じだったんだけど、さらにその後「クレールの旦那はどうなったんだー!」ってなる。

ローラの幼少時がトミタ栞ちゃんみたいで可愛すぎる度:★

 

幸せをつかむ歌(2015/アメリカ/ジョナサン・デミ)

かつて自分の夢を追いかけたミュージシャンだけど食料品店でアルバイト中のリッキーが、娘の離婚によって自分も離婚済みの夫・ピートの家に行く話。

ピートはモーリーンという黒人女性とすでに再婚していて、3人いるピートとリッキーの子どもたちは養母のモーリーンが思春期とかを支えた筈なのだけど、離婚問題を抱えているジュリーがなんだかんだで生みの母、みたいになるのはちょっと納得行かなかった。

モーリーンとうまくやれてない、ってことじゃないのだけどね(モーリーン・ピート・ジュリーのエピソードもあるのだけど、作られた幸せ感があった)。

ジュリーはメイミー・ガマーが演じていて、この人はメリル・ストリープ(リッキー)の実娘なのだけど、顔のパーツが真ん中すぎてビックリした。ちゃんとメイクしてる写真だとそんな印象は全然ないのだけど…。

個人的にリッキーの彼氏が大切なギブソンSGを質に入れて、Danelectroを使ってるところにグっときました。

メリル・ストリープが歌ってる度:★★★★

 

ジャンゴ 繋がれざる者(2012/アメリカ/クエンティン・タランティーノ)

久しぶりにタランティーノ作品。いつも通り血がバシャー、内蔵グシャーとかあるんだろうな、と思ったらやっぱりありました。

でもキル・ビルよりはグロくなかった。キル・ビル2の目玉を踏み潰すところ、本当にヤバかったもの。

南北戦争前の奴隷制度が色濃く残るアメリカ南部で、ドイツ人賞金稼ぎがジャンゴという奴隷とコンビを組んで賞金を稼いでいく話(途中までは)。

ジャンゴがやたらめったら凄いんだよ。早撃ちとかするし。最初は「うわ、3時間もあるのかよー」って思ったけど、スピード感があってサクサク見られました。うん。面白かった。血なまぐささはあまりない感じなのは西部劇風だからかな。

血がバーってなる度:★★★

 

ユーズド・カー(1980/アメリカ/ロバート・ゼメキス)

別々の中古車販売店を経営してる兄弟とその社員と娘の話。

この映画を見た感想は「アメリカンポリス無能すぎ」って点だけ。この1点しかない。

兄・ルークの不審死やら、ルークの死の原因やら、裁判やら色んな点で警察が無能過ぎてびっくりする。80年代のアメリカの警察ってこんなもの?

いやいや、そんなばかな。

途中でパツキンネーチャンのおっぱいぷるんぷるんシーンが出てくる。そこだけだ、良かったのは。

警察無能すぎ度:★★★★★★

 

将軍の娘/エリザベス・キャンベル(1999/アメリカ/サイモン・ウェスト)

アメリカ陸軍基地内で将軍の娘(大尉)が殺されたという事件を追うCID(陸軍犯罪捜査部)捜査官のポール(トラボルタ)の話。

今までこんなかっこいいトラボルタ見たことがないよ!女装してる(ヘアスプレー)かチンピラ(パルプ・フィクション)のトラボルタしか知らなかったもの…!

ポールは軍人と刑事(とはちょっと違うのかな)という二つの顔を持っていて、事件を追いかけるのだけど、なかなかエリザベスがヤンチャガールだったことを知って犯人が二転三転っていうか「あれー?」みたいな感じになる。

直接手を下してないけど事件の引き金となる人は最初の方になんとなく気がつくけどね。

それにしても久しぶりに股間にボカシの入ってる映画を見たなぁ。

陸軍おっかない度:★★★

 

【再】プラダを着た悪魔(2006/アメリカ/デヴィッド・フランケル)

今回は字幕で見た。前回感想を書いた時はまだ1行・2行感想の頃だったね。

ファッション界の猛女と呼ばれるランウェイ編集長のミランダ・プリーストリーの元で働くことになったジャーナリスト志望の、ミランダ曰く「太った賢い」アンドレアの話。

135.hateblo.jp

メリル・ストリープ演じる編集長のミランダ。超おっかない。「That's all」ってよく言うんだけど、ICQのアッオーみたいに聞こえてアンディ(主人公、アン・ハサウェイ)はよく我慢出来てるなーって思う。我慢してないけど。意外と涙ぐんだりしてた。でもそこで心が折れないで「どうやったらもっと相手が求めることができるようになる?」って考えて行動するのが凄いと思った。

あとアンディの先輩のエミリー。吹き替えで見てた時は「なんて意地悪な先輩だろう!」と思ってたけど、ミランダ流にアンディに仕事を教えてるし(ランウェイの見本誌を届ける時の指示は意地悪だったけど)、アンディに助けられたらお礼言ってるし、優秀な人は認めてる姿勢があって好感度高かった。着てる服はほとんどヴィヴィアン・ウエストウッドらしいよ。

映画の終盤に、ミランダからナイジェル(ゲイの編集者)への裏切りに近い行動があるのだけど、アンディへの償い(NYミラー紙の面接で素晴らしいコメントを面接官に伝えてアンディの採用が決まる)があったからきっとホルトのパートナーっていう役割以上の素晴らしいフォローが来るんじゃないかなーってちょっと希望が持てた。

この映画凄い好きなんだよねー、感想がどうしても長くなっちゃう。

好き度:計り知れない

アン・ハサウェイがアメリカで嫌われてると知ってビックリしてる度:★★★

 

ピッチ・パーフェクト(2012/アメリカ/ジェイソン・ムーア)

アナ・ケンドリックが主役のベッカを演じる大学生アカペラグループのあれやこれやの話。

意外とサクサク物語が進んで、「どうせ優勝すんだろ」と思ったけど優勝して、うん、うん、よかったよかった、みたいな気持ちになった。

物足りないっていうんじゃなくて、日本のこういう映画(ウォーターボーイズとかスウィングガールとかフラガールとか)だったら練習風景・挫折・立ち直る・更に練習・対立みたいなのをじっくりねっちょりたっぷり描くんだろうなーと思ったけど、そういうところはあんまりなかった。

ラスト5イヤーズを見たときはアナ・ケンドリックの歌声があんまり好きじゃなかったけど、ピッチ・パーフェクトでは「歌唱力凄いなこの人!」って思って思わず調べてしまったよ。顔がフルハウスのステファニーに似てる気がする。

っていうか、大学生役で出てるのに、ファットエイミーは撮影時に35歳だし、アナも26歳くらいだし他のベラーズ(ベッカが所属してるアカペラグループ)のメンバーもみんなアラサーなんだよ。なんだよ、外国人すげぇな。

アナ可愛い:★★★★

 

ロック・ザ・カスバ!(2015/アメリカ/バレー・レヴィンソン)

自称・元大物マネージャー&スカウトマンのリッチーが、米軍慰問コンサートのためにアフガニスタンのカブールへ歌手ロニーとやってきたら、ロニーにパスポートとお金を持ち逃げされてどうしよう?!っていう話。

ロニーがロックスターになるのかと思いきや、アフガンスターという現地の番組に出てみたいという現地の少女・サリーマのためにてんやわんや、っていう話だった。

中東って怖いなぁ…。

国によって価値観はそれぞれだとは思うけど、サリーマがテレビで歌う(というか人前で女性が歌うこと自体がNG)ことが、一族の恥、とかいってお父さんが銃を持ち出したりする。わりとシリアスな感じで。

価値観の違い、とか既成概念を打ち壊す、とかそういう映画です。たぶん。

中東怖い度:★★★★

 

3時間/THREE HOURS(2015/アメリカ/ハワード・J・フォード)

この映画、一体何が3時間なのか、と思ってドキドキしながら見てたけど、何も3時間じゃなかった。邦題詐欺だと思う。原題はNEVER LET GO(決して手放さない)。

いや、ほんと、何が3時間なのよ…って思った。

話はシングルマザーのリサが異国にバカンスにやってきたが、愛娘が誘拐されて取り戻すって話。普通のお母さんかと思ったら物凄い身体能力なの(1ビックリ)。で、愛娘は大物政治家との間に生まれた私生児で(2ビックリ)、リサはどうやら米国諜報機関と繋がりがあって(3ビックリ)、銃を持った現地警察を素手で倒し(4ビックリ)、誘拐犯に現地警察に追われながらも迫る(5ビックリ)っていう…。

で、何が3時間なのか分からなかった。確かにリサのセリフのなかに「3時間以内に見つけないと大変なことになる」みたいなのはあるんだけど、誘拐されてから普通に3時間以上経っちゃってるし、最後まで3時間の意味が分からなかった。

邦題がクソ度:★★★★★

 

マネーモンスター(2016/アメリカ/ジョディ・フォスター)

アメリカの経済娯楽番組・MONEY MONSTERで司会を勤めるリーが、何日か前に「買うべき!」と超推してたアイビスという株が大暴落、怒った視聴者の一人・カイルが番組に爆弾と銃を持って乱入してきて…という話。

最初、どうやってカイルを倒すんだろう?と思ってたけど、話が進むにつれて自動で投資株を売買するシステムのバグと説明されていたアイビス株大暴落が実は人の手によって作り出された市場操作なのでは…?という疑惑が浮かんで来て…って分かって「うおお!」ってなった。

っていうか、この映画は全体的にキャスティングがおかしい気がする。大物俳優無駄遣いって感じで…。

ジュリア・ロバーツがわりと好きだから、楽しく最後まで見ることが出来ました。

ところでアメリカ人が良く食べてる紙カップに入ってる中華料理、1回食べてみたいなぁ。

謎の中華料理食べたい度:★★★

 

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