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百三十五年丸ノ内線

昔の思い出から今の話までいろいろ(1日に何回も更新するよ!)。実体験を元にしたコスメ話や脱毛・育毛話など。ニッポンゴムツカシイ

映画の感想(邦画) 20160316~

※ 過去の映画の感想はカテゴリー「映画の感想」よりご覧ください

 

鬼龍院花子の生涯(1982/五社 英雄)

故・夏目雅子の主演作。土佐の侠客・鬼龍院政五郎(通称・鬼政/仲代達矢)とその妻・うた(岩下志麻)の元に養子に入った松恵(夏目雅子)の視点からみた鬼龍院家の栄華と凋落を描いた作品。

難解方言の土佐弁がふんだんに使われている映画。しょっぱなから難易度高い、と思ったけど最後まで楽しく見ることが出来ました。

タイトルの鬼龍院花子というのは、鬼政の愛人・つるが産んだ娘。うたには子どもが出来ず養子を取ったり、家に鬼政の手下のほかに愛人が住まわせることを許している。

つまり、そういう映画です。

とにかく岩下志麻夏目雅子夏木マリ(は、あんまり出てこないんだけど)が綺麗。後に松恵と恋仲になる田辺が鬼政から無理難題をふっかけられたときの松恵の手の震えとか、目の動きとかにすごく引きこまれた。

うたを看病する松恵の、徐々に病に冒されていく様子とか怖かった。

話の筋としてはある土佐の複雑でドロドロしている人間模様ってだけなのだけど、登場人物がみんなその世界に入り込んでる。仲代達矢とかすげぇ怖いし。

好き度:★★★

 

はいからさんが通る(1987)

同名少女漫画の映画化。

南野陽子のアイドル映画、とバッサリ言うこともできるのだけど、そんなことより現在の油っこすぎる阿部寛ではなく爽やかな阿部寛が堪能出来る。

原作は大正を駆け抜けた武家のじゃじゃ馬お嬢さん(花村紅緒)と公家の軍人(伊集院忍)の恋愛と結婚を軸に、女性の社会進出、戦争、関東大震災など盛りだくさんなのだけど、それを駆け足で90分弱の映画にしたので環(紅緒の幼なじみ)と鬼島のエピソードとか、青江(紅緒が後に働く出版社の編集長)との恋模様とかがバッサリ無くなってる印象。原作を一読してから見たらすんなり物語に入り込めるんだけど。

でもわりとよくまとまってると思います。南野陽子がとにかくかわいいのでアイドル映画でも全然いいよ。

それにしても阿部寛はいつから今のような油っこさになったのだろう…。

好き度:★★★

 

繕い裁つ人(2015/三島 有紀子)

同名少女漫画の映画化。

祖母から受け継いだ洋裁店で祖母の作った服を直すことだけを仕事にしたいと願う市江と、ブランド展開をしたいと考える大丸百貨店の藤井の話を軸に、様々な人々の人間模様や心の在りようを描く映画。

中谷美紀が綺麗だなーと思う。出てくる服は市江の祖母がデザインしたものばかりなので、少し古い(モボ・モガより新しい感じ?)だけど、とても素敵だなぁと思った。

好き度:★★

 

脳内ポイズンベリー(2015/佐藤 祐市)

同名少女漫画の映画化。

あんまり期待していなかったのだけど、とてもおもしろく最後まで見ることができました。

駆け出し小説家の櫻井いちこ(30)が一目惚れした早乙女良一(23)との恋愛模様や、いちこの担当編集の越智さん(超いい人)の話がメインなのだけど、いちこの脳内会議の模様が面白かった!脳内に5人(議長、石橋、岸さん、はとこ、池田)がいて、それぞれが様々な感情を担当して会議をするのだけど、脳内のぐちゃぐちゃが視覚化されるとこんな感じ!ってすごく分かる。

とても楽しい映画でした。

好き度:★★★★

 

ジヌよさらば~かむろば村へ~(2015/松尾スズキ)

松田龍平が出てるということしか知らずに見た映画。てっきり舟を編む系の静かな真面目な映画だと思っていたら全然違ったよ(監督が松尾スズキの時点で…)。

東京で金にまつわるイヤな思いをした松田龍平が、かむろば村という東北の限界集落まっしぐらな村に「お金を使わない」という目標を掲げてやってきたところから話が始まる。

まぁとにかく、出ている人が阿部サダヲ片桐はいり荒川良々松尾スズキ皆川猿時、と続けば「なるほど」となる展開。

好き度:★★★

 

美園ユニバース(2015/山下 敦弘)

渋谷すばる主演映画。ボーっと見てたらオシリペンペンズが出てきたので笑った。オシリペンペンズオナニーマシーンはテレビに出てきたらちょっと笑ってしまう。

何か事件を起こしたらしい渋谷すばるが出所して、仲間的な人に家らしきところまで送って貰ったら急に襲われて、記憶喪失になって、寝てた公園で夏祭りのバンドステージに飛び入り参加してぶっ倒れて、それが縁で二階堂ふみの家に居候する話。

渋谷すばるが歌唱力がすごい!という扱いで劇中、赤犬というバンドの代打ボーカルを勤めるようになるんだけど、声質が苦手なのか私はそんなに歌がめちゃくちゃうまいとは感じなかった。

最初に飛び入り参加するときに和田アキ子の古い日記を歌うんだけど、そこはとても良かったです。記憶をなくした渋谷すばる(ポチオという名前を貰う)と、記憶があるときの渋谷すばる(茂雄)の演技の差が良かった。

あと二階堂ふみが可愛かったです。劇中の赤犬のひとたち、最初は実在してると思わなくて「演技出来て演奏もするとか大変だなー」って思ってたら、ちゃんとしたバンドの人だった。

www.akainu.com

 

赤犬のホームグラウンドが美園ユニバースで、監督は赤犬を中心にした映画を撮影したかったらしい。嘘か本当かわからないけど。

好き度:★★★

 

深夜食堂(2015/松岡 錠司)

人気漫画の劇場版化、ドラマにもなった。

この映画を見たときに「日本は食べ物の漫画が本当に多いなぁ!」と思いました。ていうか海外にそんなに漫画の文化が根付いてないのかもしれないだけかな。でも多いよね、グルメ漫画

深夜食堂、気にはなっていたけど原作を読んだりドラマを見たことはあんまりなかったです。孤独のグルメみたいに食べ物そのものが主役級の扱いじゃなくて、人間ドラマが中心なのかな。

オムニバス形式になっていて、劇場版では「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」にまつわる3本の話を中心に、他にも美味しそうな食べ物がちょいちょい出てくるよ。シズル感溢れまくる感じではなかったけど。

多部未華子ちゃんが作ってた錦糸瓜(糸かぼちゃって言ってたけど、錦糸瓜と同じかな、たぶん)は夏が来たら絶対食べようと思いました。好きなの、あのタンパクでシャクシャクした感じが。

好き度:★★★

 

 

累計鑑賞数

洋画 148本

邦画 96本

アニメ映画 58本