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インターステラー(2014/アメリカ/クリストファー・ノーラン)
2015年に見て一番面白かったSF映画にノミネート、っていうか大賞受賞(私のなかだけの賞だがな)。
内容についての知識は一切ない状態で見ました(ジャンルすらなんなのかよくわからないまま見た)。
最初は世界まる見えテレビ特捜部とかアンビリーバボーにありがちな”外国人がピンで画面の右か左に上半身アップで映ってて「あの頃の父は農業を愛していました」とか回想録を語る”みたいな場面だったんで「ドキュメンタリー風映画か」ってながら見してたんだけど、話が宇宙に飛び出したあたりで画面に釘付けになってしまった。3時間弱の長い映画だけど一気に見たよ。
あらすじは、地球で謎の重力異常が起きて砂嵐が巻き起こりまくって、作物が疫病で次々に枯れ、残ったコーンもやべえし砂のせいで呼吸器系の病気が蔓延しててやべぇから宇宙に行っちゃお!みたいな話。5次元とか出てくるんだけどさ、その表現がまたよくってさ…。5次元ってなに?4次元もよくわかってないけど。とにかくなんだかすげぇ面白かったよ。
効能:相対性理論
俺たちスーパーポリティシャン めざせ下院議員!(2012/アメリカ/ジェイ・ローチ)
この邦題は誰がつけたのかなぁ…(2006年公開のホット・ファズのサブタイトルと激似だったため)と思わず日本の配給会社を調べましたが日本では劇場公開はされなかった模様。
物凄くたくさんFワードが出てきます。
あらすじ。ノースカロライナ州の現職下院議員、カム・ブレイディの不倫がバレて支持率が下がり、支援者のモッチ兄弟はカムを見限ることにする。ロッチ兄弟は他にまともな候補者がいないながらも「ボンクラのマーティ」をカムの初めての対立候補に。それまで名前さえ書けば自動的に当選していたカムは初めて現れたマーティと醜い選挙戦をしていくが…という話。
すごい下品。ちょっと笑える。暇つぶしにはいい感じ。
途中でカムの不倫相手だったナンタラいう女性が「CMに出して」って出てくるんだけど、乳首がおもいっきり見えてて笑った。そんな映画。
「俺たちシリーズ」なんてものが…!
俺たち「俺たちシリーズ」の映画 - unicorn dream
効能:ケツ、おっぱい、ケツ、おっぱい
ラスト・シャンハイ(2012/香港・中国/バリー・ウォン)
サモ・ハン・キンポーの入浴シーンでお馴染み!ラスト・シャンハイ(おなじみではない)。1913年~1937年頃までの上海を舞台にした任侠映画。サモ・ハン・キンポーとかラム・シューが好きな人は見るがいいよ。私はラム・シュー(出てきません)が好きだ。
あらすじ…チェン・ダーチーという主人公の男性は幼なじみのイエ・ジーチウと恋仲にあった。ジーチウは亡き母の「いつか舞台に立って」という夢を叶えたいと北京で本格的に歌と芝居の稽古をしたいと思っていた。一方のダーチーは上海で商売を成功を収めたいと思い、いつか会いに来て欲しいというジーチウと思いを通わせて行く。そんな中、ある夜ダーチーの雇い主の青果店の主人が「妻が何者かに寝取られている」とダーチーを連れて夫妻の寝所に乗り込もうとする。警察関係者と知り合いだという雇い主は間男を殺しても罪にはならない、と意気揚々と寝所に乗り込むが、そこに居たのは当の警察官だった。銃をつきつけられ怯んだダーチーと雇い主、ダーチーは窓から投げ出され、気を失ってしまう。ダーチーが意識を取り戻したとき、そこは死刑囚が収監される監獄だった。ともに収監されていた「軍人だ」と名乗る男から「主人殺し」の汚名を着せられている事を知るダーチー、助かりたかったら俺の言うことを聞け、と言い、脱獄の際に初めての殺人を犯す。そのまま上海に渡ったダーチーは監獄で知り合った軍人・マオの手先となり悪事に手を染め徐々に上海で知らないものは居ないという大物マフィアとなりジーチウと再会を果たすが…という話。
前半だけでこんなに説明しないと行けないほど長い、でも尺自体は1時間半程度、つまり展開がめちゃくちゃ早い、というわけです。
前半(浙江省でのエピソード)から上海にわたってダーチーがマフィアの中核メンバーになるまでに役者の入れ替わりがあるので誰と誰が同じ役なのかを把握するのが最初難しい(とくに女性)。終盤では第二次上海事変時の日本軍との取引の様子やなんやらで「うまく反日感情を煽るストーリーになってるなぁ」と思った(本当の反日映画は見たことがないからなんとも言えないけど)。ダーチーとその部下の信頼関係や、ジーチウではない女性(アーバオ)がダーチーを思う気持ち、後に義兄弟になる上海マフィアの大ボス・ホン(サモ・ハン・キンポー)やその夫人に対する忠義は見てて気持ちがいい。対してジーチウの夫(表の顔は学者、裏の顔は地下組織の顔役?手先?)やホンの愛人の裏切りっぷりといったら…。
終盤に出てくる京劇も面白かった。
効能:香港ノワールが好きな人に。
ババドック~暗闇の魔物~(2014/オーストラリア/ジェニファー・ケント)
最恐の映画、らしいです。あんま怖くなかったなぁ…。
空気の読めない息子(6歳・たぶん発達障害か多動かなんか…)と母親の身に振りかかる恐怖、ってことらしいです。
私は映画を見て怖いっていうより、空気が読めなさすぎる息子にイライライライラしてて(このイライラはハングオーバー!を一番最初に見た時のイライラと同じ)怖いっていうより「息子死ね!」とか思ってました。だって独り身の寂しさを紛らわすために強そうな電マ使ってオナってる母親がイきそうになった瞬間に「ママー!」とかってベッドに飛び乗ってくるんだよ…。
効能:呪怨のほうが怖かった
カリフォルニア・ゾンビ逃避行(2013/アメリカ/ジャレット・ターノル)
前述のババドックと続けざまに見た映画。
引きこもりのアーティがやっと外に出てみたら、ちょっとした事故があって、気がつけばゾンビだらけ…っていう話。
この映画に出てくるゾンビってさ、すっごい動きが早いの。走るし。ゾンビが走ってるし!ゾンビつったらバイオハザードくらいしか知らないんだけど、その中で早いゾンビなんてタイラントと植物と犬くらいしか早いゾンビ居なかったじゃん…この映画に出てくるゾンビは超アグレッシブ。あとどうやら臭いらしい。
結末は結構「わー…」ってポカーンてしたけど、短い映画(90分くらい)だからサラっと見られて良かった。
効能:ゾンビ怖いっていうか薬っょぃ
モンスターズ・インク(2001/アメリカ/ピート・ドクター)
説明するまでもなく怖がらせ屋のサリー(青い方)とマイク(緑のほう)がモンスター社で怖がらせ屋として働いてる話。
サリーが超いいやつじゃん…超優男じゃん…あとマイクがめちゃくちゃ軽いじゃん…。
面白かった。ふつーに。なんで見なかったのかな。ブーが可愛くてびっくりした!
効能:吹き替えもいいけど字幕もね!
モンスターズ・ユニバーシティ(2013/アメリカ/ダン・スキャンロン)
で、なぜか12年経ってからの続編。モンスターズ・インクのマイク(緑のほう・田中裕二)とサリー(青い方・石塚英彦)の学生時代の話。モンスターズ・インクではマイクがクッソ軽いやつだったのに、めちゃくちゃ勉強家だったり、実はサリーがめっちゃイヤなやつだったり、「へぇ~」ってなった。
ていうか気に入ったら続けざまに見る癖、よくねーな。
効能:字幕もいいけど吹き替えが見たかった!
ANNIE(2014/アメリカ/ウィル・グラック)
「とぅーもーろー とぅーもーろー あいらーびゅー とぅーもーろー」でおなじみのやつ。
今回は黒人の少女がアニー役なのですね。
舞台版も82年の映画も見たことはないよ。
孤児・アニーが市長選に出馬しようとするIT長者のスタックスさんに最初は利用されるけど…みたいな話。キャメロン・ディアスがすごいイヤな役で出てくるんだけど、キャメロン・ディアス好きだ、大好きだ!と思った。キャメロン・ディアス好きだ。アンジェリーナ・ジョリーと同じ位好きだ!!!
効能:最後ちょっと泣ける
イントゥ・ザ・スペース(2013/アメリカ/エメット・カリナン)
2015年初・洋画で最後まで見られませんでした大賞を受賞しました!!!(見ろや!)
Oh…納得の口コミ点数。
あらすじは、バカな大学生らしき人がバカンスをするために宇宙船をレンタルしたら危険走行の末に未知の生物がいる惑星に不時着して殺されたり逃げたりする、です。
好きな人はごめん…。
効能:見なくてもいいと思う
メリーに首ったけ(1998/アメリカ/ファレリー兄弟)
前に見た時は確か吹き替えでみたような気がしますが、今回は字幕で。
めちゃくちゃ美人なメリー(キャメロン・ディアス)のことが忘れられないテッド、探偵を使って彼女の現在を知ろうとするが、探偵がメリーに横恋慕して…って話。
出てくる男ほとんどメリーが大好き。メリーのことを気にしてないのは、メリーを知らない囚人・犯罪者・ゲイの皆さんくらい。
私はメリーがテッドのオナニー済みゴムをヘアジェルと間違えて髪に塗っちゃって、前髪が荒木師匠もビックリな角度で立ち上がってるシーンが一番好きです。
効能:キャメロン・ディアスになりてぇー。